「水廻り」「水周り」「水回り」の"まわり"で正しいのはどれ?

更新日時:2020年09月24日
たくさんのリフォーム会社がある中で「水まわり」という漢字が統一されていないので、いざリフォームに関する記事を書こうとすると、「水廻り?」「水周り?」「水回り?」といったように使い方に迷うものなんです。
「そんなの”水まわり”でいいじゃないか」と言われてしまったらそのとおり、ひらがなに越したことはありませんので「水まわり」も正解です。
しかしこのタイミングをおかりして、長年の疑問を解消すべく、それぞれの「まわり」の漢字の意味を調べることにしました。
みずらぼでは住宅建築専門用語辞典に準じて「水廻り」で統一しておりますが、コラムのタイトル表記は「水まわりの豆知識」です。やわらかい印象を受け取ってもらうため、敢えてひらがなを使用しております。

水「まわり」の漢字の意味

回る【イメージ】

「回ること」や「回り方」といった意味の言葉。円を描いたりくるくると回転すること、またはその回転のしかた。「ある範囲に行き渡ること」。

→つまり、動きそのもの動的な意味をあらわすんですね。
周る【イメージ】

「周り」とは、「周囲」や「付近」といった意味の言葉。あるものを中心として、それを取り囲む外縁部分を指しています。「回り」との違いで言えば、「周り」はほぼ、「周囲」「周辺」という意味合いでしか使われないという点が挙げられます。「水周り」などと書くことは、ほどんどありません。

→「水周り」と表現することはないと断言されていますね。
廻る【イメージ】

「まわること」「広がること」「順に移ること」「ある地点を通って行くこと」といった意味の言葉。つまり、「回り」と意味の違いはありません。どちらも置き換え可能な表記となっています。「廻り」の「廻」は、「回」に「えんにょう」と呼ばれる部首をつけた漢字です。「えんにょう」の意味は「長く伸びた道を行く」というもので、「回」よりも動作の面が強調されているのが特徴です。ただし、「廻」の字は常用漢字表に含まれないため、公に使われることはありません。また、現在では一般でもあまり使われる機会がないので、「回り」の表記に統一して問題はありません。

→「廻り」の漢字は使われる機会が少ないので、同じ意味を持つ「回り」の表記に統一させて良さそうです。

出典:社会人の教科書より https://business-textbooks.com/mawari-difference/(参考)

まとめ

水まわりの漢字は、「水回り」でも「水廻り」でも、どちらを使っても問題はなさそうです。「水廻り」の場合は今では用いられることが少ないようなので、漢字の意味を考慮して今風に書けば「水回り」が無難なような気がします。使うにあたって判断に迷うところではありますが、住宅建築専門用語辞典に準ずれば「水廻り」と記載があるので、本記事では「水廻り」を使いました。

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